Asterism

ドールと豊かな人生を楽しむ

SDフルチョイスをやってみた②(オーダー編)

皆さまごきげんよう

前回の準備編の記事を読んでくださった方ありがとうございました。そして、オーダー編の記事を楽しみにお待ちいただいた皆さまありがとうございます。

 


今回はついにフルチョのオーダーへ行ってきたときの物語となります。

 


はじめに

オーダーをするにあたっていくつか課題点がありました。

まず、私がオーダーしようとしているSD-F-101ヘッドは天使のすみかではオーダーを受け付けていないタイプのヘッドになり地方在住の私はオーダーをするためはるばる京都の天使の里まで行く必要がありました。

天使の里はSDオーナーになってからも幾度となく訪れたことがある場所で通い慣れたところだったのですがフルチョイスをするとなると話は変わります。オーダーの日が近づくにつれ緊張でドキドキし、胃が重い。そんな体に鞭を打ちながら京都行きの計画を立てるのでした。

 


オーダー当日

オーダー前夜は緊張してあまり眠れず、早起きして新幹線に乗り、新幹線の心地よい横揺れに揺られながら京都を目指します。新幹線の中でも当日ドールアドバイザーさんにお渡しする資料に不備や忘れ物(写真)がないかのチェックをします。改めて資料を見つめていると参考写真の向こうから彼が微笑んでいるように見えた瞬間があり、緊張気味な私にとって束の間の安らぎを得たのでした。

 


やがて新幹線は新大阪駅に到着し、駅で同行してくださるフォロワーさんと合流してお昼ごはんを調達したあと、京都駅まで電車で移動しながら今日の天使の里は混んでいるかな〜とか気にいったアイは見つかるだろうかとかお話しながら京都駅へたどり着きます。

京都駅から嵐山方面へ電車を乗り換えてさらにお里を目指します。お里は観光客でごった返す嵐山に位置しており、嵐山方面へ向かう京都駅の33番線ホームは混雑していましたが無事に予定していた電車に乗り込みます。

時間帯によってはかなり混み合うので満員電車に無理して乗り込むより一本後の電車に乗ってもいいくらいの余裕をもったスケジュールで行くことをおすすめします。

 


曇り空の車窓を眺めながら電車はあっという間に嵐山に近づいてきます。どんよりした空のように私のこころはちょっぴり憂鬱気味でした。

ということで嵯峨嵐山駅に到着します。

 

嵯峨嵐山駅の写真



 


9月半ばの京都は曇り空の下でもとても暑く、まだ秋の気配すらも感じさせない気温とアスファルトからの熱気に当てられながら天使の里を目指して重い足どりで進んでいきます。

天使の里前の入口





開館前に着くように予定していたのですが到着したときにはなんと待ち人はゼロ!一番乗りのお里は初めてです。

11時になると門が開き、店員さんに促されるまま受付へ向かいます。受付で入館の手続きを行い、喫茶室のケーキセットも注文します。(ケーキは先着順で早めに行かないと売り切れてしまうため入館時に注文しておくのがおすすめです。

館内は誰もいない貸切状態です。

ガラガラの天使の里



 

フルチョが混んでいる可能性も見越して開店前待機だったのですが当日は天使のすみかフェアコーディネートモデルさんのお披露目の日ということでおそらくみんなすみかへ行ったから空いているのかなと予想します。

dollfie.volks.co.jp

 


入館後は荷物をクロークへ預けて地下一階のフルチョカウンターへ直行する予定にしていましたが30分経っても私たち以外誰も来なかったので内心ガッツポーズをしながらのんびりと連れてきていた有紗ちゃんの支度をしてカゴに入れた有紗ちゃんと共に地下へ降りていきます。

 


フルチョカウンターへ

重い足取りで天使の里の地下へ降りていきます。

カウンターの店員さんにフルチョをお願いしたいのですがと告げるとこちらへどうぞと案内され、カウンター前の席に着きます。

 


先にボディのサイズ、肌色、メイクの種類(オーダーメイク)、まつ毛の色や形、アイ、ウィッグ、シュピット、ハンドパーツの追加やお迎えドレスの有無、コーティングなどの里帰りメニューの有無などについてヒアリングを受けます。アイとウィッグ以外は事前で決めていたのでスムーズに話が進みました。

懸念していたグラスアイですが基本的に現物を見せてもらってから選んで決めるスタイルなので当日一番緊張するイベントだったのですが、ケースに入った色とりどりのグラスアイを見せていただき宝石箱に入ったジュエリーを眺めるように目を輝かせて悩んでいきます。ノーメイクなSD-F-101ヘッドに試着をさせてもらい雰囲気やイメージなどをチェックします。私は水色グレー系のアイとグレー系の緑のアイ、イエローゴールドのアイの3点を選びました。アイのサイズは初めは18mmを試していたのですが18/9mmのほうがアイホールにしっくりくる気がしたので18/9mmにすることにしました。

なんとフルチョカウンターに着いてからここまで30分です。ウィッグは後から変えることを前提としていたこともあり、少しだけ悩んで銀髪のショートウルフなウィッグにしました。

 


いざ、メイクオーダーへ

ひと息ついてからメイクのオーダー内容へ続いていきます。

用意していた資料を提出するとそれを元にアドバイザーさんがひたすらオーダーシートへ書き込んでいきます。ところどころニュアンスを確認されながら事前に用意していたお写真も提出して色味は写真に合わせることを伝えます。

最後にこの子の性格などのエピソードはありますかと聞かれたのでおだやかで優しい中性的な子という大切なことを付け加えていただきます。

 


ひと通り完成すると上から順にオーダー内容に間違いがないか最終確認をしていただき問題なければお会計をして終了です。

 


封筒に入ったオーダーシートを渡されてついにフルチョをしたという実感と疲労感が湧いてきます。

事前にメイク資料を何度も最寄りのすみかの店員さんやフォロワーさんに添削してもらっていたのですがカウンターに座ってから1時間が経っていましたのでこの記事を読んでいる皆さんにフルチョの大変さが伝わっていただけるといいなと思っています。

 


フルチョ後

オーダーが終わると急にお腹が空いてきたのもあり、喫茶室で持ってきていたお弁当と注文していたケーキセットをいただきました。

有沙ちゃんとケーキが一緒に写っている写真



 


その後は同行していただいていたフォロワーさんと里の中を周りながら撮影をしていきます。

天使の里の1階ロビーで記念日撮影をしている写真



天使の里の1階ロビーで有沙ちゃんとこかげさんのつかさくんとの写真

こかげさんちのつかさくんと一緒に写る有紗ちゃん



偶然お会いしたフォロワーさんともご一緒させていただいて楽しいひとときを過ごせました。ありがとうございました。


楽しかった時間はあっという間に過ぎ、閉館時間となります。蛍の光を聞きながら荷造りをしてお里を後にして大阪へ移動します。夕食は鯛茶漬けを頂きました。(美味しかった~)

鯛茶漬けの写真

 

フォロワーさんと別れてホテルへチェックイン。

キリンさんのアクスタを持って京橋駅のホテル前で撮影した写真

大阪の街とキリンさん(アクスタの姿)

ホテルに入るとどっと疲れがでてその日はあっという間に就寝し私のフルチョイスオーダーの日は過ぎていったのでした。

 


最後に

朝から緊張感に包まれた忙しい一日だったのですがフルチョが終わって振り返ってみると謎の達成感と楽しい思い出がいっぱいで本当に楽しい1日でした。

今回のフルチョに至って大変ご協力とご尽力をいただいたこかげさん(ジャムの瓶の底)

に感謝をお伝えしてオーダー編の締めくくりとさせていただきます。ありがとうございました。

 


次回はいよいよお迎え編となります。お楽しみに!

 

 

SDフルチョイスをやってみた①(準備編)

突然ですが皆さんはフルチョイスをやったことはありますか?

おそらく私のことをご存知の方でこのブログをご覧になられている方はフルチョイスされたことがある方が多いのかなと予想しています。私はこれまでにフルチョイスを経験せずにスーパードルフィーの道を歩んできたオーナーなので今回はタイトルの通り私のSDフルチョイス物語を綴っていこうと思います。

 

 

スーパードルフィーについて

私が現在メインとして活動しているドールさんの種類にボークスさんから発売されている1/3サイズのスーパードルフィーというウレタンキャスト(熱硬化性樹脂)製でつくられたずっしりとした存在感があって比較的リアル寄りと呼ばれるメイクが施されているドールがあります。

詳細は公式サイトがわかりやすく纏まっているのでご参照ください。

dollfie.volks.co.jp

 

SDフルチョイスシステムについて

スーパードルフィーをお迎えしたいと思い立った際に限定販売のドールさんやワンオフさんなどと比べてある意味お迎えしやすいものにオーナーさんの希望に沿ったボディ、アイやウィッグ、つけまつげ、ヘッドへメイクを施してくれるフルチョイスシステムというものがあります。

こちらも詳細は公式サイトがわかりやすいので詳細は割愛させていただきます。

dollfie.volks.co.jp

 

フルチョイスをしようと思い立ったきっかけ

私がスーパードルフィーのオーナーになってからもう4年目となるのですが、気づけば今までフルチョイスのドールを所持せずに7人のオーナー(たぶん珍しい?)となっていました。そしていつしか周りの親しくさせていただいているドールオーナーさんはフルチョイスオーナーばかりになっていたのです。

そう、端的に私はフルチョイスがしたかったのです!!

フルチョイスの思い出とかメイク資料を作る楽しさ、オーダー待ちの緊張感などを語るオーナーさんのイキイキとした表情に共感してみたかったのです。

そうとなるとどんなドールさんにしようかと悩むのですが、現在うちにいる子たちは全員女の子です。そこでいつか声高々に言ってみたかったことがあります。

男の子がほしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!(やっと言えた)

好奇心旺盛な私は女の子ドールに比べて服や靴の供給量の少なさや服のサイズに苦労しながらも楽しそうに工夫をこらしてらっしゃる男の子ドールオーナーさんを見て、いつしか男の子ドールを所有するオーナーになってみたいと考えるようになりました。

 

そしてとある日、広島まで遠征して行った撮影会に参加した際に出会ったとあるドールさんから感じた繊細で芸術品のような雰囲気に度肝を抜かれてしまい、私のフルチョイスに対する認識や常識が塗り替えられ、このようなドールさんを作れてしまうのかと衝撃を受けたことがフルチョイスをするきっかけとなったのでありました。

 

フルチョイスを学ぼう

 

それから冬ドルパやら仕事やらなんやらで忙しくしてしばらく時間が経ち、年の瀬も迫る年末になったころ、そういえば男の子のメイクはどんなものかとインスタグラムで気になったワンオフさんを見つけては保存するというある意味これからフルチョイスをする人の参考資料集めのような作業を行っていました。そして2025年元旦を迎えます。初詣に行き、おみくじや福引きをしましたがまだ暇を持て余しています。そうだ、元旦から空いている天使のすみかにメモリアルワンオフさんを見に行くついでにちょっと話を聞いてこよう。思い立った私はそのままの勢いで最寄りの天使のすみかへ到着するのです。

元旦の午後ということもあり、店内にお客さんは私だけ。よくお話をしてくださるDA(ドールアドバイザー)さんと年末に行ったドルパのお話や初詣に行った話をしつつ、じつは男の子のフルチョイスをいつか考えているのですが...と話を切り出すと途端に目を輝かせながら男の子ドールについて説明をしてくださいました。

それまで男の子ドールについてなんとなくしか知らなかったためDAさんから提示された資料見ながらをボディや腕、脚の種類があることを初めて知ることになります。さらに実感が湧かなかった私に実物の男の子ボディ見せてくださり、それぞれの違いや扱い方などあれやこれやと新年早々に話し込むという年明けとなりました。

 

フルチョイス資料を作ろう

それからも定期的に天使のすみかに足を運んではフルチョイスについて学び、ときにXのフォロワーさんに相談に乗ってもらいながら私のおぼろげなフルチョイス像は次第に文字へと形を変えていきます。

最終的に決まったことはオーダーメイクでヘッドはSD-F101←ここ大事

ボディと腕は13Revivalに脚は13Revivalロングとなりました。

 

あとは最大の難関であるメイク資料です。壊滅的に絵が描けない私にとってイメージ資料にイラストを描けるはずもなく資料は専らインスタグラムに掲載されているワンオフモデルさん頼りとなります。

ここで私のような写真頼りのオーダーを考えている方へのワンポイントアドバイスです。

実際にメイク師さんがメイクをされる際に資料として参考とされる色味は添付資料の写真を優先するという恐ろしい現実があります。

そこでイメージに一番近い色味を引き出せる写真を用意することが必要となるのですがメイク資料に必要な写真をいろいろなプリント機で印刷することをおすすめします。

家庭用プリンター、コンビニプリント、キンコーズなどのセルフ印刷サービスなど試しましたが一番理想的な色味だったのは富士フイルム写真機プリントでした。

fujifilm.jp

スマホアプリでデーターをコピー機へ転送しセルフプリント端末で調整を行い、すぐに写真を受け取ることができます。

資料に添付するための写真のサイズはLサイズで出力。DAさんに写真はメイク資料に直接貼り付けずそのままオーダー時にお渡しすることもできますよーと聞き、その方法にすることにしました。(リテイクなどで作り直しリスクが回避できるのでおすすめです)

画像を用意してからはそこからの変更点などをWordで資料としてまとめて書き加え、フォロワーさんにアドバイスをもらったりDAさんに見せに行ったりしては書き直しを何度も何度も繰り返します。

 

 

www.instagram.com

 

 

諸事情により資料の全てをお見せできないのですがベースとなるのはこのワンオフさんです。

優しい印象の中に確かな気品を感じさせる雰囲気に惹かれてこの子からいろいろな変更を加えた姿になる予定です。101番ヘッドはツリ目が好きな方に好まれると聞くのですが少し目尻を下げたマイルドなメイクになっていることがお気に入りポイントです。

私の中のイメージ像は穏やかで優しい子になることをイメージして資料作りを進めていきます。

さらにアイラインの入れ方に四苦八苦したり、チークやパールの乗せかたの表現に苦労したりと幾度となくリテイクを繰り返した結果メイク資料が完成します。

完成させたフルチョ資料を見ると苦労の末に待ち受ける壮大な物語のようで私はまだその1ページ目にいることに過ぎないという思いでした。

 

最後に

フルチョ資料を作るの楽しさの裏には苦労や葛藤、実現できない悩みなど様々なオーナーさんの思いが詰まった大切なものです。妥協せずに満足のいくまで何度も繰り返し、資料を煮詰めていくことをおすすめします。

 

駆け足気味でしたがここまで読んでくださりありがとうございました。

次回はオーダー編へ続きますので乞うご期待ください!

 

私がSDオーナーになった日~お迎え編~

あすとらです!引き続き読んでくださりありがとうございます。

 

この記事は前回の出会い編からの続きとなります。まだの方は先にこちらからどうぞ

astraia-kono.hatenablog.jp

 

今回の物語はホームタウンドルパ京都19の後から始まるお話となります。

 

京都から戻ってきて数週間後ドルパアフターイベントが各地の天使のすみかで開催されました。もちろんドルパは行ったけどすみかSHOPでお買い物をしていなかった私はアフターにも行くことにしました。最寄りの天使のすみかで整理券をもらって並んでいるとかなりの人数。言うまでもなくピンクハウスコラボだから当然の人気度です。しかし私が欲しいものは限定ドールちゃんではなくコレです。

ピンハのくまさん

番号はかなり悪かったのですがなんとかギリギリで購入券をゲットです。

奇跡的にお迎えすることができたピンクハウスのくまさん。

 

コアラっぽいお顔がかわいい


これがピンクハウスとの出会いです。

ドールが先ではなくくまのぬいぐるみから始まりました(特殊すぎる)

またそれから数週間後。

白い封筒

自宅に届いた謎の白い封筒。これまでSDに全く接点がなかった私がかろうじて知っていた知識の伝説の白い封筒です。ただこのときはそれが当選の証であるとは開封するまで気づいておらずこの前初めて天使の里に行ったからDMか何かきたのかしらと開きます。

 

え、たえさん...

なんとSDオーナーでもなかった私が初投票にも関わらず当選していたのです。

 

用紙に貼られている写真は写りが不鮮明なので慌ててインスタのお披露目ページを見に行きました。あのときガラス越しに見た彼女の写真がそこにあったのです。

フィニッシャーはRuminaさん。当時はまだワンオフさん特有だったくっきり濃いアイライン、ツヤツヤリップにまつげも複数枚貼りです。

しかしなぜかこんな美人さんをお世話することができるだろうかという不安は不思議とありませんでした。

当選してしまったからにはキャンセルは不可であるため用紙に住所や名前を記入しながらお迎えの手続きへと進みます。

 

※一部金額などは消しています

受け取り方法はどうしよう...この用紙の返送期限を考慮すると猶予は2週間ほど。

数日迷った末に天使の里 店頭にて受取りにチェックを入れる私がいました。

SDについて勝手がわからない自分にとって何の解説も無しにお迎えするのは危険と感じたからです。

返信用封筒に同封の宛名ラベルを貼りお迎え申込用紙を返送します。

数日後無事に到着すると支払い方法で選択していたクレジットカード決済を行い、いよいよ後戻りはできなくなりました。

 

記載してあるお渡し開始予定日は刻一刻と近づいてきますが天使の里が遠い田舎民にとって京都は気軽に行ける距離感ではないのです。

するとちょうど先日のドルパで知り合った某フルチョレポで有名なフォロワーさんがドルミスに行くのと合わせてお迎えに同行してくださることになり京都行きが決まります。

 

キリンさんと新幹線

またしても早朝からキャリーを引っ張って自宅を出発し新幹線に乗り込みます。お迎え前提なのでキャリーの中はドールちゃん不在なお出かけです。

京都駅に到着し電車を乗り換え、嵯峨嵐山駅に到着します(相変わらず嵐山行き電車は混んでいた)

いつものクソデカ看板

こんなに早くまた来ることになるとは....。受付で入館の手続きをします。今度はお迎えにきました!と言うと店員さんも一緒になって喜んでくださりました。

 

フォロワーさんと合流し受け取りのためついに地下へ向かいます。

フルチョカウンター近くの店員さんにワンオフさんの受け取りに来ましたと告げるとちょうど店長さんが対応してくださりついにたえさんとご対面です。

運ばれてきたのはお祝いの引き出物が入ってそうな立派な箱です(通称:畳めないタイプのお迎え箱)

蓋を開けるとそこにピンクハウスの衣装を着たたえさんが横たわっていました。今までDDのメイクばかり見てきた私にとって至近距離で見た初めてのSDさんのメイクはとても繊細で改めて衝撃を受けました。おハゲのままではアレなのでセットのウィッグをつけて完成させます。完成した姿に見とれているとSDさんは初お迎えということで付属のH-01以外の追加のハンドパーツをおすすめしてくださり、何も持っていなかった私は買える種類のやつ全部ください!と即答し3種類購入。そのままハンドパーツの交換方法を実演してくださりました。

記念にそのまま館内で撮影しましょうとなりフォロワーさんと一緒に館内を回ることになりました。

美しすぎるSDたえさん

初ショットがこの写真なのはちょっと出来過ぎなくらいな美しさです。

 

そして登場するのはくまさんです。

くまとたえさん

そう、数週間前のアフターで手に入れたくまさんはここへの伏線だったのです。

全てがかわいい

 

ついでにお迎えされるこまめおじゃみ(うるうるVer.)



 

3階の窓辺で撮ったお気に入りの写真




前回行ったときは喫茶室があることすら知らなかったのでフォロワーさんに案内していただきしばし休憩をします。

このときは期間限定のしげちゃんの和菓子のセットをいただきました。

 

 

 

そうこうしてる間に閉館の時間が近づいてきたので撤収です。大事な大事なメイクを守るために慣れないヘッドカバーをなんとか装着し、いそいそと里を後にします。

翌日は大阪へドルミスに参加する予定だったのでそのまま電車を乗り継ぎ大阪へ。

お迎えの勢いですっかりお腹が空いていたので夕食を食べて生き返る。

やたらと美味かったマグロ丼

その後フォロワーさんと別れてイベント会場近くのホテルへチェックイン

ギラギラ系ホテル

このころは安かったのでまたしても部屋が広い

このとき謎の元気に溢れていた私はホテル近くの散策へ出発。ライトアップされた大阪中央公会堂を見に近くまでやってきました。道路とか広場が整備されすぎて都会を感じる田舎者です。

大阪市中央公会堂

 

ホテルに戻って改めてお迎えしたばかりのたえさんを見つめ、翌日のイベントのお品書きを調べながら夜更けとともに私のSDオーナーデビュー日は過ぎていったのでした。終

 

次回予告:あすとら氏また京都に行くの巻

私がSDオーナーになった日~出会い編~

私がSDに出会った日は約3年ほど前に遡ることになる。当時DDオーナーとして細々と活動していた私はイベントと言えば近場で年一回開かれるアイドールのイベントに参加する程度で、遠く都心などで開かれる大きなイベントなどとは全くの無縁であり参加することにも興味がなかったのである。それが気晴らしに少し遠方のアイドールのイベントに足を伸ばしてみたところ、今まで見たことがないようなジャンルのディーラーさんや参加しているオーナーさんの雰囲気、そのとき知らない世界を感じたことに衝撃受けてしまいすっかり遠出イベントの虜になってしまったのである。

そこでもっぱら楽しいらしいドルパというイベントに参加することを決意するのであった。

 

そう、初遠征で選んだイベント先は伝説のホームタウンドルパ京都19である。(ピンハコラボゆめまぁ登場回)

それも昔に修学旅行で行った以来の真夏の京都へ向かったのである。

 

早朝からキャリーを引っ張り電車を乗り継ぎ、最寄りの新幹線駅に到着すると旅行者がほぼいない新幹線ホームに不安を覚えながら予約していた新幹線に乗り込む。

キリンさんと新幹線

当時はまだ流行り病が終息しておらずガラガラな新幹線に乗って着いたのは京都駅。

なぜか駅構内は人でごった返していてビビっていた田舎者である。

この日はイベント前日で時間もあるのでせっかくだし京都観光でもしようととりあえず嵐山に向かいました。(電車も人多い...どうなってるんだ...)とか思って揺られているうちに内に嵯峨嵐山駅に到着する。

その時は天使の里という施設があるらしい程度の知識で嵐山観光のついでに見に行こうと軽い気持ちでその門をくぐる。

いつものゲート

受付で入館の手続きをしていると会員カードをスキャンした後にこれまでSDをお迎えした履歴がない&男性であるところから察したのかDDは出せませんよと謎の確認と共にDDが出せないのは知っていたためうちのこが入ったキャリーをクロークへまるまる預けて館内の散策に乗り出したのである。

そこからなんとなく地下に行き里っぽい販売品を眺めてこまめがま口とうちわを買うという高度な買い物を終え2階の限定モデルの展示室をざっと眺めてそのまま3階へ

興味もなく下調べなしで見に行ったのはワンオフモデルの展示室である。

しかも展示されていたワンオフモデルさんたちはピンクハウスコラボだった訳ですがそんなことも露知らず、軽い気持ちで端から眺めていくと初めて目に止まったSDさんがSDたえさんでした。

 

www.instagram.com

デフォルトの姿は金髪でドレス姿でしたがどことなく和服の似合う優しいお顔にビビッときてそういえば受付でもらった紙に投票用紙がついていたことだし記念に気になった子1人に丸付けて投票して早々に退館って勢いでした。多分滞在時間は45分くらいだったはず。

そこから駅のコインロッカーにキャリーを預けて一般的な人のイメージする嵐山観光に向かったのである。

今から思い出すと真夏だったのもあるけどインバウンドの人どころか人はほとんど歩いてなくて近くの日陰を求めて天龍寺というお寺へ。

中に入って展示物や庭園を見ながら涼んでいましたが夏の京都は日陰でも空調がないと熱風地獄で石畳で蒸し焼きになってしまいそうになってくるので後にします。

ガラガラの参道(空が青いなぁ...)

そうこうしてる内にお腹が空いてきたので一応リサーチしていた豆腐料理のお店へ。

大豆からできている料理全般が好物な私にとって全てが激ウマだったのを思い出します。(いつかまた食べにいきたい)

もうこのころには疲労と暑さにやられてしまっており早々にホテルに向かいました。

キリンさんを探せ!

ホテル代もアホみたい安かったのでビジホではなく中級シティホテルのキングルームである。(ベッドがデカすぎる)

 

 

背景からおわかりのように疲れて少し横になっていたら夜になっていた!!!

夕食を済ませて翌日に向けてうちのこを着替えさせたり、ディーラーさんのお品書きを調べたりして就寝。

これがSDたえさんと出会った慌ただしい1日でした。

次はお迎え編へ続きます。